【24/1Q決算】日本インシュレーション

決算情報

当サイトに掲載されている投資に関する見解は、個人の主観・感想を元に作成したものであり、特定の銘柄・金融商品の勧誘や上昇・下降を予想/示唆するものでもありません。また、運用成果や投資収益を保証するものではありません。最終的な投資の意思決定はご自身の責任と判断でお願いします

決算サマリ

2023年8月10日に日本インシュレーション(5368)が2024年3月期1Q(4~6月)の決算を発表しました。ポイントは以下の通りです。

  • 売上は、会社通期予想を若干下回るペースで進捗
  • 利益は、会社通期予想を下回るペースで進捗
  • 通期計画・配当予想は変更無し

この結果を踏まえて、当サイトの判定は「Aー」(前向きに組み入れを検討)で変更ありません。引き続き高配当銘柄として安定した配当が期待できるでしょう。

以下、それぞれ細かく見ていきます。

売上は会社通期予想を若干下回るペースで進捗

売上は、下記表のように通期の会社予想に対する進捗率は約22%となっています。

2024年 通期予想2024年1Q進捗率
(百万円)(百万円)
売上13,3352,96822.3%
営業利益1,43327919.5%
経常利益1,41626118.4%
純利益87816618.9%

過去3年間の1Q売上の通期に対する割合は下記のようになっています。今期の約22%という進捗率は、コロナ禍の2021年よりは高いですが、直近の2022年/2023年と比較すると低めの数値であり、決して順調とは言えず会社計画を若干下回るペースと思われます。

1Q2Q3Q通期
2021年3月期売上3,0126,66310,27314,301
年間比率21.1%46.6%71.8%100.0%
2022年3月期売上3,5837,19910,52414,118
年間比率25.4%51.0%74.5%100.0%
2023年3月期売上2,9325,8338,98512,320
年間比率23.8%47.3%72.9%100.0%
2024年3月期売上2,96813,335
年間比率22.3%100.0%
※会社予想

利益は会社通期予想を下回るペースで進捗

下記表のように通期の会社予想に対する各利益の進捗率は19%前後となっています。

2024年 通期予想2024年1Q進捗率
(百万円)(百万円)
売上13,3352,96822.3%
営業利益1,43327919.5%
経常利益1,41626118.4%
純利益87816618.9%

過去3年間の1Q営業利益の通期に対する割合は下記のようになっています。今期の19.5%という進捗率は、コロナ禍の2021年よりは高いですが、直近の2022年/2023年と比較すると低い数値であり、会社計画を下回るペースと思われます。

1Q2Q3Q通期
2021年3月期営業利益3259341,5342,270
年間比率14.3%41.1%67.6%100.0%
2022年3月期営業利益3998371,2981,861
年間比率21.4%45.0%69.7%100.0%
2023年3月期営業利益2725086611,145
年間比率23.8%44.4%57.7%100.0%
2024年3月期営業利益2791,433
年間比率19.5%100.0%
※会社予想

ただ、営業利益率は下記のように昨年同期からはほぼ変わっていません。

1Q2Q3Q通期
2021年3月期営業利益率10.8%14.0%14.9%15.9%
2022年3月期営業利益率11.1%11.6%12.3%13.2%
2023年3月期営業利益率9.3%8.7%7.4%9.3%
2024年3月期営業利益率9.4%10.7%
※会社予想

会社計画では昨年よりも高い営業利益率を計画しているが、1Qとしてはまだ前年同期と同等の利益率に留まっており、結果として営業利益(金額)が計画を下回っている状況と考えます。

これは、下記決算短信にも記載のあるように価格転嫁が想定通り進められていないことが大きな要因とみられます。

出典:日本インシュレーション株式会社 「2024年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」

通期計画・配当予想は変更無し

以上のように、売上・利益ともに計画と比べて低い結果となりましたが、通期計画・配当予想は変えていません

まだ1Qであり、2Q以降の価格転嫁の状況等含めて見定める必要があると考えているのではと思われます。

まとめ

1Q時点では、売上・利益の進捗は会社計画を下回るペースとなっていることが確認できました。特に利益については価格転嫁が思うように進められていない状況であることがわかりました。

通期計画を達成できるかどうかは、2Q以降に価格転嫁をうまく進められるかが大きなポイントとなるでしょう。

ただ、通期計画を達成できなかったとしても、過去9年間減配していないことを考えると減配リスクは低いでしょう。

仮に減配となったとしても、現状の配当予想(37円)は配当下限(35円)に近いため減配金額は大きくはなく、今後も高配当株投資に適した銘柄であることに変わりはないでしょう。

より詳細な銘柄情報については、以下記事も併せて参照ください。

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高配当株式投資は、財務体質がしっかりした安定配当が期待できる企業への分散投資が重要です。分散を十分に効かせるためには最低でも数十社に分散させることが望ましいです。

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