アルトナー(2163)

銘柄情報

当サイトに掲載されている投資に関する見解は、個人の主観・感想を元に作成したものであり、特定の銘柄・金融商品の勧誘や上昇・下降を予想/示唆するものでもありません。また、運用成果や投資収益を保証するものではありません。最終的な投資の意思決定はご自身の責任と判断でお願いします

※本記事は2023年1月期決算発表時点の情報を元に作成してます

はじめに

結論

当サイト独断判定B+(組み入れを検討したい)

配当水準 : B
利回り4%台(執筆時点)で過去10年連続増配だが、配当性向は70%台と高めで配当方針も配当性向ベースのため減配リスクに注意が必要

財務指標 : A
直近10年連続して売上が増加しており営業利益率も15%台と優秀。自己資本比率は70%台で有利子負債ゼロで非常に優秀。キャッシュフローは過去10年プラスで現金資産も余裕あり

事業内容 : B
主要顧客の自動車業界は若年層に依存しないビジネスだが、景気敏感性は高く間接的な地政学的リスク少なからず存在

配当水準


  • 配当利回り:4.7% (24年1月期予想)※執筆時点の株価ベース

日本株で高配当と言われる水準の3%を大きく上回っていますので文句なく合格点です。

  • 配当性向:73.9%(24年1月期予想)
  • 配当金(絶対額): 過去10年連続増配

配当金は過去10年で5円から60円(うち記念配当17円)と減配なく連続増配中です。特に2023年は記念配当もあり大幅に増配しています。

また、配当方針について、配当性向ベース(50%)としていますが、2023年は記念配当もあり配当性向71.2%となり、2024年はそこからさらに4円増配したため配当性向が73.9%まで上昇しています。

配当性向が高いため今後の減配可能性には注意が必要です。

財務指標


  • 売上 : 過去10年連続増加

2014年の約38億円から、2023年の約92億円まで減少なく毎年増加しています。

  • 営業利益率:14.28%(23年1月期実績)

2014年の4.89%から2023年の12.92%まで上昇傾向です。「サービス業」業種は営業利益率の差が大きく業界平均としての単純な比較は難しいですが、15%程度の営業利益率は一般的に優秀な利益率でしょう。

  • 自己資本比率:71.4%(23年1月期実績)

70%を越えた非常に高い自己資本比率となっており、有利子負債ゼロの無借金経営になっています。今後金利が上昇しても、それによる倒産や減益・減配のリスクは全く無いでしょう。

  • フリーキャッシュフロー:直近10年プラス
  • 現金資産:直近配当の約9年分(23年1月期実績)

ここ10年でフリーキャッシュフロー、営業キャッシュフローともに常にプラスとなっています。

現金は2023年時点で約40億円の残高があり、これは直近配当実績の約9年分と十分余裕がある金額です。景気悪化等で一時的に利益が減少した際も、現金資産を取り崩して配当を維持することが可能でしょう。

事業内容


  • 海外事業比率:情報なし
  • 地政学的リスクがある国・地域での事業:情報なし

事業内容はエンジニアの派遣が中心ですが、請負・受託も行っています。

決算資料等で海外での事業についての記述は見つけられませんでしたが、ホームページにも海外事業や拠点の情報が無いため海外事業はほぼ無いと考えて良いでしょう。

ただし、派遣先のビジネス状況に大きく左右される業態で、主要顧客が自動車業界ということで、地政学的リスクや海外景気悪化によるリスクは少なからず存在するでしょう。

  • 若年層依存度:なし

事業内容は自動車業界を主要な顧客としたエンジニアの派遣となっており、特定の年齢層をターゲットとしたビジネスではないため、今後の少子高齢化進行に伴う売上への影響は少ないと考えられます。

  • 景気敏感性:高い

派遣先の景気敏感性に左右される業態ですが、主要顧客の自動車業界が景気敏感性が高い業種で、ベータ値も執筆時点で「1.46」であり景気敏感性は高いと考えます。そのため、今後景気が悪化した場合の影響は大きいと想定します。

まとめ

「配当水準」は過去10年減配なく連続増配中ですが、配当性向が高く配当方針も配当性向ベースのため減配リスクに注意が必要です。

「財務指標」は全く問題はありませんが、「事業内容」で主要顧客の自動車業界に地政学的リスクがあり、海外事業への依存度も高いため海外の景気が悪化した際の減益・減配のリスクに注意が必要です。

減配リスクは少なからず存在しますが、財務良好で倒産リスクも小さいため、基本的には安定した高配当が期待できるため高配当投資の一角として検討に値するでしょう。

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